協会概要 -About Shohin Bonsai Association-

公益社団法人全日本小品盆栽協会とは

公益社団法人全日本小品盆栽協会はわが国最大の小品盆栽愛好家の団体です。

当協会では小品盆栽の啓蒙・普及と人材育成等を行い、小品盆栽芸術の振興を図り、ひいては日本文化の向上に寄与することを目的としています。

その公益性が認められ内閣総理大臣より「公益社団法人」の認定を受けました。

当協会の主要な事業は“小品盆栽フェア”であり、本部による全国規模の「雅風展」(開催地;京都)のほか、全国に5つの支部がありそれぞれの支部が担当する「秋雅展」(東京)、「春雅展」(大阪)、「北陸雅展」(金沢)、「九州雅展」(熊本)、「東海雅展」(名古屋)があります。小品盆栽フェアでは、全国の小品盆栽愛好家が愛培した素晴しい小品盆栽の席飾りを展示し一般に公開します。

※小品盆栽とはミニから樹高20cm位までの盆栽をいいます。
※席飾りとは;何点かの小品盆栽の組み合わせによる飾りをいいます。

協会の目的

<目 的>
文化及び芸術の振興を目的とする公益法人として認定されておりますが、その事業は定款にうたわれている通り、小品盆栽に関する展覧会を開催し、あわせて小品盆栽に関する人材育成等を行い、小品盆栽の技術の向上及び普及発展を図り、もってわが国の文化向上に寄与することを目的とすることです。

<主な事業>
(1)認定講師の資格付与
小品盆栽を普及するためには、育成方法を始めとする基礎知識、実技を教える指導者の育成が重要なため、審査基準に基づく審査に合格した指導者としてふさわしい者に認定講師の資格を与えます。
(2)講習会の開催及びホームページによる普及
小品盆栽フェア、等の小品盆栽の展覧会開催中に、認定講師による小品盆栽の講習会を行います。また、ホームページを通して協会が主催する全国にて開催する“小品盆栽フェア”の開催告知や小品盆栽の楽しみ方、作り方、鑑賞の仕方を伝えて普及活動を行います。
(3)体験活動
展覧会開催中に本協会の認定講師による小品盆栽育成の実技指導を行います。
(4)小品盆栽フェア
「雅風展」、「秋雅展」、「春雅展」、「北陸雅展」、「九州雅展」、「東海雅展」を開催します。
(5)「認定会」の助成
全国各地の小品盆栽愛好会で、当協会の目的・事業に賛同し、協会の「認定会」の規程に同意してその資格を得た愛好会を「認定会」と称します。「認定会」の主催による小品盆栽の展覧会の開催と普及活動を支援するために助成金の支給を行い、講習会開催のために認定講師の派遣を行います。

協会の沿革

昭和60年、現在の日本小品盆栽組合の諸先輩の方々のご尽力により、小品盆栽の普及と発展を夢に描き、全日本小品盆栽協会が設立されました。それまではプロの方達の組合が運営し、昭和51年1月「第一回日本小品盆栽銘品展」が大阪心斎橋の大丸百貨店で開催されました。出展は四十六席であったと記録されています。昭和62年の十二回展から「雅風展」と名称を変更し、協会が主催して組合が協賛する形態となり、京都市勧業館で開催されました。平成23年1月に第三十六回を迎え、今では京都の新春恒例行事としても名高い催しになりました。

その間、平成16年12月に社団法人として認定され、協会の主催する「小品盆栽フェア」 雅風展(京都)、秋雅展(東京)、春雅展(大阪)、九州雅展(熊本)、北陸雅展(北陸)を開催、回を重ねるごとに定着し、全国の小品盆栽の愛好家や一般市民の方々に小品盆栽の素晴らしい魅力を享受頂いています。

公益社団法人全日本小品盆栽協会の沿革(PDF)は下記よりご覧頂けます。