2010年8月24日

西川勝郎さん 2010年 5月

西川勝郎さん (68歳男性、阪南支部)

2010年 5月


西川勝郎さん

盆栽を始めるきっかけは 1970年に開催された大阪万博会場に展示されたたくさんの盆栽を見たことでした。
吉田 茂、岸 信介・元総理大臣、茅誠司・東京大学総長他の著名人の盆栽は鉢の中で自然の中の大樹の相を表わしており圧倒され、感動を受けたことを今でも覚えています。

 

その後数年して自分でも盆栽を始め、盆栽暦は今や約35年になります。

私は一貫して素材から自分であれこれ工夫しながら取り木したり、枝接ぎしたりして創作・改作の楽しみ、創ったものを飾る楽しみを味わってきました。
盆友の盆栽作りのお手伝いをすることもよくあります。


このような私の原点は、多分少年時代にあるのではないでしょうか。
昔は多くの家で庭の中に柿やみかん、枇杷など実のなる木が植えられていましたが、私の家にもみかんなどの木があって、中学生の頃その木に種類の違うみかんの枝を接木して色々な実なりを楽しんでいました。


今回の阪南支部小品盆栽展では取り木をしたり枝接ぎをして作りこんだ木、ジンやシャリを作った木で席飾りを作りました。


昨年の春雅展では最優秀賞の大阪府知事賞、今年は第3位の大阪府議会議長賞を頂きました。
雅風展では JSB 日本小品盆栽組合理事長賞を頂きましたが、自分で楽しみながら作りこんだ木の飾りが評価されるのは嬉しいものです。


これからも盆友とともに小品盆栽作りを楽しんでいきます